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施設ブログ
6.32022
【縁キッズセンター南】積み木遊び
こんにちは!縁キッズセンター南です。
雨の日が増えてお外へ遊びに出られない日も増えて来ました。
お外に行けない時間をどのように過ごすか、時間が余り悩まれる方も多いのではないでしょうか?
室内でも楽しく遊びながら、子どもたちの微細運動を促し、集中力を高め、想像力を引き出す療育グッズとして、
縁キッズセンター南では、職員が積極的にカプラという板状の積み木で遊ぶことを取り入れています。
積み木のように上に積んだり、ドミノや迷路のように並べたりジェンガのようにしたり、
子どもたちが思い思いに遊ぶ姿が見られています。
子どもたちの発想はとても豊かで個性にあふれています。
木の手触り、崩れた時に木がぶつかる音も心地よく、
ひとりがやりだすとお友達が集りコミュニケーションを培うことにも繋がります。
目の前で職員が積み木を積むと、児童がすぐに崩す。
また職員が積むと、児童が崩す。
崩れるたびに、あぁ~‼と楽しそう。
それを何回か繰り返したあとに、
職員が積み木を積む途中で「どうぞ」と児童に積み木を手渡すと上手にひとつ積むことができました。「できたね!上手だね!」と声をかけると、ニコニコの笑顔が返ってきます。
最初は職員の真似をして、隣に積み上げていただけの子も一緒にやっているうちに、職員が積んだものの上に自然と積み木をのせいつの間にか一緒に一つのものを作っていることもよくあります。
そのように、少しずつ子どもたちが自発的に自然な形でコミュニケーションを取るきっかけが多いのもカプラで遊ぶことのメリットです。
ご家庭でも取り入れやすい療育グッズですので、雨が増えるこれからの季節に是非ご家庭で試してみてはいかがでしょうか?
臨床心理士の斎藤からの解説も是非参考にしてみてください。
【臨床心理士の方からの解説】
同じ大きさの木片だけの大量の積み木は、子どもの発達段階を問わず、夢中になって遊べます。木片を叩くだけでも音が鳴って楽しい。倒れないように丁寧に集中して並べる、重ねる。自由な発想で建物を作る、段差をつけたドミノを作ってピタゴラスイッチのようにする。小さなボールを使ってボーリングをするetc.遊び方は無限です。子どもの遊びに付き合いながら、大人も遊びたくなるような魅力に満ちています。
誰かの模倣から徐々に自分の「やってみたい」が見えてきて工夫を始める、自由気ままなマイペースな子が他の子の作るものを見て、一緒にやろうと思って加わるなど、楽しい遊びが子どもの微細運動、社会性、創造性を育む遊具です。
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