児童発達支援・放課後等デイサービス

児童発達支援・放課後等デイサービス

サービス案内

地域連携・移行支援

地域とつながり、未来へつなぐ支援を。

私たちは、児童発達支援において「地域の中で育つ」ことを大切にしています。
保育園・幼稚園・小学校・医療機関・福祉サービス・行政など、
さまざまな関係機関と密に連携しながら、お子さま一人ひとりの成長を支えています。

幼保・教育機関との連携

行政機関・他の福祉サービスとの連携

地域住民・ボランティア・企業との連携

地域と手を取り合い、家庭とともに。
お子さまが安心して一歩ずつ未来へ進んでいけるよう、
”縁”を大切にした支援を行っています。

専門性の高いスタッフ

チームで支える、ひとりひとりに合った発達支援

児童発達支援管理責任者を中心に専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・心理士)、保育士、教員、児童指導員など、多様な専門職が連携し支援方法の立案をしています。

子どもたちの「今」と「これから」に必要な支援を見極めるため、私たちは科学的根拠に基づいたアセスメント(発達の評価・分析)を大切にしています。
発達支援におけるアセスメントは、単なる観察ではなく、「どのような支援が必要か」「それが効果的かどうか」を見定めるための、重要な専門的プロセスです。

発達アセスメントの4つのステップ

支援ニーズの把握

子どもの困りごとの背景や支援の必要性を丁寧に見極めます。

目標設定と支援方法の選定

強みや特性を活かしながら、取り組みやすく効果的な方法を考えます。

支援の効果測定

支援によってどのような発達が見られたか、具体的に確認します。

支援の妥当性の検証

支援内容が本当に適切だったか、振り返りと調整を行います。

このように、アセスメント→支援計画→実践→検証というサイクルを
丁寧に回すことで、 子どもたちが自分らしく成長していけるよう、
根拠ある支援を提供しています。

「なんとなく」の支援ではなく、
考え抜いた支援がここにはあります。
当社には多数の専門職が在籍しているため、
組織力でお子様の将来の可能性や選択肢を
広げていくことが可能です。

多様なプログラム

子供たちの「できた!」が自信につながる

SST、音楽療法、運動療法、学習支援、アート、調理活動など、 お子様の興味や特性に合わせ楽しみながら参加できるプログラムを提供しています。

SST
(ソーシャルスキルトレーニング)

SST(ソーシャルスキルトレーニング)は、子どもたちが「人と関わる力」や「自分をうまく表現する力」を身につけるための支援プログラムです。
あいさつやルールを守ること、相手の気持ちを考えること、困ったときの対処方法など、社会の中で安心して生活していくために必要な基本的スキルを、実際の生活に近い形で楽しく学べるのが特徴です。
SSTの目的
  • 気持ちを伝える力:自分の感情を正しく言葉にして伝える練習
  • 相手を思いやる力: 他人の気持ちを想像し、共感する力の育成
  • 社会のルールを理解する力:順番を待つ、決まりを守る、適切に断るなどの練習
  • トラブルへの対処法を学ぶ力:困ったときにどうする?を考える力と自己コントロール力
こんな活動をしています

ルール・順番を学ぶ遊び

すごろくやかるたなどの順番遊びを通して、「待つ」「譲る」などの集団生活の基本を身につけます。

気持ちを理解する練習

「うれしい」「かなしい」「くやしい」などの感情カードや絵本を使って、 自分や友だちの気持ちを理解する力を育みます。

グループでの協力体験

新聞紙タワーやバルーンリレーなどの協力型ゲームで、「役割分担」や「話し合いながら進める力」を養います。

判断力・表現力のトレーニング

「こんなときどうする?」のカードクイズや、感情ジェスチャーゲームなどを通じて、とっさの判断や表情・非言語の伝え方を学びます。

外出活動

自然の中を歩いたり、公園で遊んだり、電車に乗って出かけたり――
外出活動やレクリエーションは、日常とは少し違う体験の中で、子どもたちの「社会で生きる力」や「チャレンジする気持ち」を育てる大切な活動です。安心・安全に配慮しながら、一人ひとりの発達段階や興味に合わせた体験を提供しています。
外出活動の目的
  • 社会のルールやマナーを学ぶ : 公共の場での過ごし方、交通ルール、買い物の仕方などを実際に体験しながら身につけていきます。
  • 生活スキルの向上 : 靴を履く、リュックを持つ、順番を守るなど、生活に必要な動作を楽しみながら練習できます。
  • 人や環境との関わりを広げる : 職員以外の人や初めての場所に触れることで、適応力やコミュニケーション力を育みます。
  • 感覚刺激・運動機会の充実 :自然の風や音、階段の昇り降りなど、感覚や身体を刺激する体験が豊富にあります。
こんな活動をしています

ルール・順番を学ぶ遊び

すごろくやかるたなどの順番遊びを通して、「待つ」「譲る」などの集団生活の基本を身につけます。

気持ちを理解する練習

「うれしい」「かなしい」「くやしい」などの感情カードや絵本を使って、 自分や友だちの気持ちを理解する力を育みます。

グループでの協力体験

新聞紙タワーやバルーンリレーなどの協力型ゲームで、「役割分担」や「話し合いながら進める力」を養います。

判断力・表現力のトレーニング

「こんなときどうする?」のカードクイズや、感情ジェスチャーゲームなどを通じて、とっさの判断や表情・非言語の伝え方を学びます。

調理活動

調理活動は、子どもたちの発達を総合的に支える実践的なプログラムのひとつです。 食材に触れ、調理し、自分で作ったものを「美味しい」と味わう、その一連の体験の中には、学びと成長のヒントがたくさん詰まっています。
調理活動の目的
  • 社会のルールやマナーを学ぶ : 公共の場での過ごし方、交通ルール、買い物の仕方などを実際に体験しながら身につけていきます。
  • 生活スキルの習得:包丁の使い方・配膳など
  • 感覚統合の促進:におい、感触、音など五感の刺激
  • 実行機能の向上:段取りを立てて、順序よく取り組む力
  • 協調性・社会性の育成:役割分担・会話・共同作業
  • 偏食改善や食への関心の促進:自分で調理することで食べる意欲を引き出す
期待できる効果 調理中は、五感をフルに使って取り組む経験となります。食材の感触や匂いを楽しみながら、自然と集中力・注意力が養われていきます。 また、他のお子さんと協力して進めることで、コミュニケーション力や協調性も伸ばすことができます。 「自分で作った!」「おいしい!」という達成感や喜びの体験は、子どもたちの自己肯定感を育てる大切なきっかけになります。

音楽・運動療法

音楽療法や運動療法では、歌う・聴く・演奏する・動くなどの活動を通して、子どもたちの心と体の発達を楽しくサポートします。
音楽・運動療法の目的
  • コミュニケーション力・社会性の向上:順番を守る、友だちと協力する、相手に合わせて動くなど、集団行動を通じて社会的スキルを身につける
  • 姿勢や運動機能の発達:柔軟性・筋力・バランス感覚など、日常生活の中で必要な基本的な体の動きを育てる
  • 情緒の安定とストレス発散:体を思いきり動かすことで、気分転換になり、気持ちを落ち着ける効果を得られる
期待できる効果音楽療法では音に合わせて体を動かしたりしながら、他者との関わり方を学ぶこともできます。
言葉によるコミュニケーションが難しいお子さんにとっても、音楽は大切な自己表現の手段となります。
運動療法では、一人ひとりの特性や発達段階に合わせた無理のない活動を通して、「体を動かすって楽しい!」と感じられる体験を大切にしています。
運動を通じて育まれる“心と体のバランス”は、子どもたちの健やかな成長の大きな支えとなります。

アート活動

アート活動は、子どもたちが自由に表現し、想像力や創造性を育むことのできる貴重な機会です。
アート活動の目的
  • 情緒の安定:筆の動きや手の感覚に集中することで、気持ちが落ち着き、ストレスや不安の軽減に繋がる
  • 感覚統合の支援:粘土の感触、絵の具のにおい、はさみやのりを使う動作など、多様な感覚刺激の体験
  • 自己表現の強化:自分の考えや気持ちを形にする力を育てる
期待できる効果アート活動は「うまく描けること」よりも「自分らしく表現すること」が大切です。決まった正解がないからこそ、子どもたちは安心して取り組むことができ、自分のペースで創造の世界を楽しむことができます。
お絵描きや工作を通じて、心の安定や表現力の向上、感覚統合の促進など、さまざまな効果が期待できます。

さまざまな活動を通じて、子どもたちが「自分らしく生きる力」を
身につけられるよう、
私たちは一人ひとりに寄り添った支援を心がけています。

家庭支援の充実

ご家族の想いに寄り添いながら、ともに歩む支援を。

お子さまへの支援は、ご家庭との連携があってこそ成り立ちます。
 私たちは、各ご家庭の状況やニーズにしっかりと耳を傾けながら、定期的な面談・相談を通じて、
安心して子育てができる環境づくりを支援しています。
また、ご家族が少しでもリフレッシュできる時間(=レスパイト)を持てるよう、
地域の社会資源や支援制度の情報提供、福祉サービスのご提案も行っています。

児童発達支援における家庭支援の主な内容

1. 定期的な個別面談・相談

  • 発達の状況や日常生活での困りごと、子育ての悩みを気軽に話せる時間を設け、保護者の気持ちに寄り添います。
  • 成長の様子や課題、支援方針などを共有し、ご家庭での関わり方も一緒に考えます。

2. 家庭での関わり方のアドバイス

  • ことばのかけ方、行動の促し方、苦手な場面の対応方法などを、子どもの特性に応じて具体的に提案。
  • 食事・睡眠・排泄・身支度など、生活習慣の自立に向けた支援のポイントも共有。

3. 連絡帳・家庭との情報共有

  • 日々の活動や子どもの様子を連絡帳で記録・共有し、支援と家庭のつながりを深めます
  • ご家庭からのちょっとした変化や気づきもフィードバックとして活かします

4. 福祉サービス・制度の案内・同行支

  • 他事業所や医療機関、保育所等訪問支援、障害児相談支援など、必要に応じた他機関とのつなぎ役になります
  • 支援機関や行政手続きが不安な場合にはサポートも行います

5. レスパイト支援(ご家族の休息)

  • 子育ての負担やストレスが溜まりすぎないよう、保護者が一息つける時間や環境を意識した支援も行います
  • 「預けること」に罪悪感を抱かず、安心して支援を利用できるようサポートします

子どもたちの笑顔のために、そしてご家庭にとっても安心できる場であるために。
ご家族の「相談できる場所」であり続けられるよう、
私たちはこれからも寄り添い続けます。