「自分のハンバーガーをつくろう」

偏食をなくし、食域が広げられるように、できるだけ野菜が食べられるように
との願いを込めての調理レクでした。
炒めた玉ねぎ・細かく刻んだエリンギとショウガを豚ひき肉と混ぜて、
隠し味を少々加えてハンバーグの具にしました。
この具をこねこねしてもらい、思い思いの形にするのは子どもたち自身です。
ある子は、ハートの形にし、隣にいた子がその子と同じハートの形にしようとして
ウサギになっていました（笑）
様々な形の子どもたちの手のぬくもりを感じながら、焼き上げます。
ソースはベースにトマト、様々な調味料を掛け合わせて煮込んでつくりました。
その具をバンズにはさむのですが、このバンズはパン店をなさっている
保護者様のご協力を得てつくって頂いたこれも特別なものになりました。
「カット野菜」「とろけるチーズ」「目玉焼き」の３種のトッピングは
子どもたちに選んでもらい、完成です。

お店のハンバーガーを食べれなかった子どもが、がぶりと口に入れて食べて
くれた時は喜びひとしおでした。事業所の庭でとれたニンジンは温野菜にし、
キュウリもスライスして添えましたが、小さな子どもたちは器の中に入れた
ハンバーガーの上にこれら野菜を入れて食べていたので思わず顔がほころんでしまいました。
おいしそうに食べている子どもたちの笑顔をみて、
「食が人をしあわせにする」のだなあとしみじみ思いました。

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