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施設ブログ
2.142017
【縁キッズ】動く!!!手作り歌紙芝居
こんにちは。縁キッズの金森です。
縁キッズでは、行事ごとの制作の他、“手作り歌紙芝居”にも力を入れております。
歌紙芝居は、こんな事を期待して行い始めました。
- 季節の歌を歌う事で、楽しみながら季節を感じられる。
- 動く仕掛けを目で追う事で、注目しやすくなり、集中する時間を増やせる。
- 既製の物ではなく手作りする事で、子ども達に合った表現(仕掛け、文字の大きさ、色使い等)で、歌の意味を学べる。
- 手作りならではの温かさを感じ、“どうやって作ったのかな?”“自分もこんなの作ってみたい!”等、制作への興味・意欲をかき立てられる。
さて、みなさん。見て楽しい、歌って楽しい手作り歌紙芝居。
「それって一体どんなものなの?」と気になってきましたか?
それでは、ご紹介いたします!
今回ご紹介する歌紙芝居は…冬と言えば!雪と言えば!この歌!!
「♪雪やこんこ」です。
ちなみにみなさん、「雪や“こんこん”」と歌っていませんか?
(ここだけの話、恥ずかしながら私は「こんこん」と歌っていました…。)
本当の歌詞は「“こんこ”」ですよ!
では、なぜ「こんこ」なのか・・・
有力な説は「来う此」(「此処に来い」)が転じたものだそうです。
なので「雪やこんこ」は「雪よ、此処に来い」(=「雪よ、もっと降れ」)という意味のようです。
それはさておき、「♪雪やこんこ」の歌紙芝居はこちら!
3枚にまとめました。
まず1枚目、雪が降っている情景をこのように表現しました
穴あけパンチで作った丸い雪を別の透明ポケットファイルに入れ、紙芝居の上に被せられるようにしました。
「あ!雪だ!!」と口ぐちに言う子ども達。雪が降っている情景が伝わったようです。
2枚目。犬が駆け回っている様子をこのように表現しました。
犬の後ろのつまみを持ち、横へ動かせるように作りました。
クルクルとつまみを動かしながら横へ移動させる事で、犬が駆けているように見えます。
「わんちゃん!」「走ってる!」と動く様子に目がくぎ付けになる子ども達。集中している様子です。
3枚目。ネコがこたつで丸くなっている様子をこのように表現しました。
こたつをチラっとめくると、そこにはネコが!!
不思議そうな顔をしていた子ども達…でも、こたつがめくられた瞬間、パッと明るくなる顔。
「ねこ!いた!」「寝てるー!」ネコを見つけて嬉しそうな様子です。
終わるまでジーっと見ている子や、一緒に歌っている子、手拍子をして楽しむ子、「どうやったの?」と仕掛けが気になり後からこっそり触りに来る子・・・
季節の歌を楽しみながら身近に感じ、制作意欲もかき立てられたように思います。
縁キッズでは、平日、
おやつ → 個別課題・集団遊び・自由遊び等 → トイレ → 歌紙芝居 → 帰りの会
という流れで一日を過ごしています。
紙芝居を毎日決まった時間に続ける事で習慣になりました。
「歌紙芝居をして、帰りの会だ」という流れが子ども達に伝わったようで、帰る前のお楽しみになっています。
それまでは個々に好きな事や課題をしていた子ども達も、歌紙芝居の時間になると一か所にまとまり、「これから歌紙芝居だ!」と場に一体感が生まれました。
みんなが参加でき、みんなが楽しめる時間。
冒頭に挙げた4つの事以外に、“一体感が生まれる”という効果も生まれました。
歌紙芝居をする事で、子ども達のいろんな表情を見る事ができ、職員一同うれしく思っています。
作ってよかった!また作ろう!今度はどんな仕掛けを作ろうかな?とワクワクが止まりません。
いつも様々な表情や行動で、いろんな事を考えさせてくれる子ども達に感謝をしながら、日々の支援に愛を込めて…
これからも一緒に学び、一緒に成長していきたいと思います。
縁キッズでは悩み事やご相談を随時受け付けております。
お気軽にご連絡下さい。
また、見学や体験も受け付けております。
来所された際には是非、手作り歌紙芝居をご覧下さい!
電話番号:048-501-6290
詳しい情報はこちら⇒ 縁キッズ